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 007 「ほかの人またはプログラムによって使用されています」・・・消せないファイルを削除する方法  (執筆 2003年10月13日)
 
   


最近は、回線もブロードバンド化し、ファイル共有ソフト等で巨大なデータをダウンロードしてくる機会が増えた。
ところが、ダウンロードしてきたファイルの中には、実に困ったファイルも存在する。
消せないファイル、
削除しようとしても、「ほかの人またはプログラムによって使用されています」 というエラーメッセージが表示されて、削除が実行されない。
このようなファイルに出会った経験は皆様、御在りであろうか?
この場合、セーフモードで起動すると、大抵のファイルなら削除可能だが、
拡張子が「AVI」などの動画ファイルの場合、たとえセーフモードであっても削除が出来ないことがある。
ここでは、そのようなファイルを削除する方法を紹介する。



WindowsXP・2000において、標準状態だとAVIなどの動画ファイルにカーソルを当てると、自動的にサムネイルを作成しようとする。
ところが、コーデックが入っていなかったり、ファイル自体が壊れている場合は、サイムネイル作成作業がいつまでたっても終わらない。
そのため、 ファイルがプログラムによって使用中となり、削除が行えなくなってしまうのだ。

このような場合には、フォルダをカスタマイズして、サムネイルを作らない設定にしたり、DOSプロンプトやサムネイルを作らないファイル管理ツールを使えば削除できるケースも多いが、中にはそれでも削除できないファイルも存在する。
そんなときには、「Reboot File Deleter」を使ってみよう。
「Reboot File Deleter」は杉山利幸氏が開発したフリーソフトで、 以下のURLから入手可能だ。

http://member.nifty.ne.jp/T_sugiyama/

このツールは、削除するファイルを指定しておけば、再起動時に自動でファイルを削除してくれる。
また、インストールは不要なので、OS等のシステムに与える不安も少ない。
しかしあくまでもこのソフトはフリーソフトにつき、使用は自己責任なので、 そこは当然、各自肝に銘じて使用してもらいたい。